トヨタプリウスは中古より新車の方が安くつく!
車を買い替える時、新車だけではなく中古も視野に入れている人も多くいるかと思われます。
特に乗用車、ハイブリッド車の中でも飛び抜けて人気の高いプリウスは、生産台数も多い分状態の良い中古車も多数見つかります。
中古車の良さは車体価格の安さ。
新車に比べて数十万から半額ほどで購入することも可能です。
また、前のオーナーが大切に乗っていたりすれば、それほどメンテナンスせずとも快適に乗ることも可能ですし、チューンナップをして性能の良いカーナビやオーディオが付いていたらお得ですよね。
ですが、プリウスに関してだけは状態の良い中古車をつぶさに探すよりも、いっそトヨタのディーラーから新車を契約した方が断然お得なのです。
その理由は?
車体価格そのものが安い!
プリウスの特徴は、ハイブリッドで高性能でありながらも低価格であること。
初期は400万円を超えていましたが、今では200万円台まで抑えています。
2015年12月に発売された新型プリウスの車体価格は
Aプレミアム ツーリングセレクション 319.9万円
Aプレミアム 301.7万円
Aツーリングセレクション 292.6万円
A 277.7万円
Sツーリングセレクション 262.8万円
S 247.9万円
E 242.9万円
4代目新型プリウスからは4WDも登場。
4WDにする場合は20万から40万円ほどプラスされた価格となります。
新型プリウスの事前情報を調べている方はお馴染みかもしれませんが、最上級グレードAにはトヨタが誇る安全システム「Toyota Safety Sence P」が標準装備されています。
自動ブレーキ、自動原則、障害物アラートなど危険を察知してドライバーに知らせる、いざという時には自動でブレーキがかかったりします。
全グレードにはカーテンエアバッグが装備されています。
今の時代、エアバッグは全面だけではありません。
最上級グレードでも乗り出し価格は350万程度、オプションを色々つけたとしても400万円はいかないでしょう。
新型プリウス一方中古車は…?
インターネットでプリウスの中古車を調べてみますと、ざっと見ただけで200万円から50万円(諸経費込み)。
200万円台で走行距離が少ない場合は、試乗車や新古車という可能性もありますが、それでも50万円ほどプラスすると新型プリウスとほぼ同等の価格になります。
50万円台のプリウスともなると、もっと条件は悪くなるでしょう。
基本的にハイブリッドのバッテリーの寿命は20万キロ。
しかし、ほとんどの人は10万キロで燃費の悪さを感じるようになるようです。
プリウスのバッテリーは工賃なども含めると10万円以上かかります。
中古車を買ってバッテリーは交換せずに走り続けても、せっかく安いプリウスを買ったのにガソリン代がかかってしまったとなれば、本末転倒でしょう。
4代目新型プリウスはAグレードではバッテリーにニッケル電池を使っています。
ニッケル電池は従来のプリウスで使用されていたリチウム電池よりも充電機能は長持ちします。
グレードやボディカラー、走行距離、年式など中古車は希望の条件が細ければ細かいほど見つかりにくくなります。
さらに、中古車は2年おきの車検が待っています。
中古車は中古車のディーラーが整備してくれますので、買って乗った矢先に動かなくなったということは滅多にありませんが(私は経験ありますけど…)、それでも車検の額は高めになることは覚悟しておいた方が良いですね。
新型プリウスの機能を見れば、車体価格だけ見ても新車を買った方が、維持費や安全性においてお得だということが分かります。
それでも中古でプリウスが欲しいという場合は
あくまで中古車にこだわる人は、トヨタ直営のユーズドカーショップへ行きましょう。
大半はトヨタの営業所と併設されています。
メーカー直営の中古車店ですと、下取りから整備、販売まで一括でメーカーで行っているのです。
車検も一番安心なのは、プリウスのことをよく分かっているトヨタの整備士ですよね。
販売もトヨタの営業担当ですので、プリウスを熟知しています。
保障制度やアフターサービスももちろんありますので、もしものトラブルでも安心です。
そして何より納車が早い。
新型プリウスは2015年9月から予約が始まりました。
まだ正式な車体価格や性能も公開されていないにもかかわらず、予約が殺到して現在は3ヶ月から半年待ちの状態。
一方中古車の納車は1ヶ月以上かかることはまずありません。
それなりに状態が良い車を緊急で欲しい、長く乗らないという場合は中古車の方が良いかもしれません。
逆に一度買った車とは長く付き合うつもりなら、どれだけ待っても新車を購入した方が良いですね。
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